渡辺⾼⼠さんがご案内する東京散策。
今回は「中山道蕨宿界隈〜大友克洋とチャイナタウンNEO 三蔵法師の遺骨 シルクロード料理も〜」と題し、埼玉県蕨駅から蕨宿/芝園団地界隈をゆっくり散策しました。
参加者は8名。15時にJR京浜東北線 蕨駅の西口駅前広場に集合し、今なお旧家や蔵が残る中山道蕨宿を散策しました。
歴史民俗資料館別館には、明治時代に建てられた織物の買継商をしていた家が公開されていました。 本館には、江戸時代の蕨宿の模型があり、江戸から昭和にかけての暮らしを紹介するさまざまな資料が展示されていました。昭和生まれの私たちにとって懐かしい展示も多く、昔話で盛り上がりました。
次に訪ねたのは、金亀山極楽寺三学院。案内板によれば、佛舎利殿金亀舎利塔内には玄奘三藏法師の霊骨が奉安されているとのことでした。 歩きながら俳句を詠むメンバーもあり、古き時代に想いを寄せたひとときでした。
〇いにしへを 訪ねて来たり 柿一つ
〇夕紅葉 三蔵法師 時語る
〇柿なるや 蕨宿なる 中山道
日没後、UR川口芝園団地を訪ねました。大友克洋の漫画「童夢」の舞台となったマンモス団地。
現在、15棟約2500戸の団地で暮らす約5000人のうち半数が外国人で、特に中国人が多く、新チャイナタウンとなっています。
団地の店も中国料理の食材などを扱う店が多く、団地内を行き交う人も中国人の家族連れが多く、異国にいるようでした。
ここから蕨駅に戻って、JR京浜東北線で西川口へ移動し、新疆ウイグル料理の店「火焔山」で夕食。ラムの串焼き、火鍋、鶏スナ肝と野菜のクミン炒め、牛ハチノスと野菜のピリ辛炒めなど、美味しい
ウィグル料理を味わいながら、和やかに歓談しました。
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